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09月24日-08号

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  1. 柏市議会 2004-09-24
    09月24日-08号


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    平成16年  第3回定例会(9 月定例会)    柏市議会平成16年第3回定例会会議録(第8日)                   〇                             平成16年9月24日(金)午後1時開議議事日程第8号 日程第1 議案(第1号~第6号、第10号、第11号)             日程第2 請願                                日程第3 議案(第14号~第18号)                     日程第4 議員提出議案第2号                         日程第5 所管に関する事務調査の件                                                  本日の会議に付した事件 議事日程に同じ                             出席議員(36名)                                1番 渡 部 和 子 君       2番 日 下 みや子 君     3番 宮 田 清 子 君       4番 松 本 寛 道 君     5番 中 島   俊 君       6番 橋 口 幸 生 君     7番 林   伸 司 君       8番 高 松 健太郎 君     9番 中 沢 裕 隆 君      10番 古 川 隆 史 君    11番 小 島 晃 治 君      12番 山 内 弘 一 君    13番 青 木 裕 美 君      14番 平 野 光 一 君    15番 小 林 敏 枝 君      16番 森 田 由 江 君    17番 市 村   衛 君      18番 宮 崎 浩 子 君    19番 田 中   晋 君      20番 山 田 保 夫 君    21番 海老原 久 恵 君      22番 塚 田 裕 也 君    23番 上 橋   泉 君      24番 山 沢 啓 伸 君    25番 本 池 奈美枝 君      26番 末 永 康 文 君    27番 佐 藤 勝次郎 君      28番 日 暮 栄 治 君    29番 坂 巻 重 男 君      30番 塚 原 珪 子 君    31番 青 柳 直 樹 君      32番 西 富 啓 一 君    33番 山 田 一 一 君      34番 成 島   孝 君    35番 山 中 一 男 君      36番 千 葉 清 志 君                             欠席議員 な し                             説明のため議場へ出席した者   〔市長部局〕   市  長  本 多   晃 君     助  役  高 野 晴 夫 君   助  役  松 尾 恵美子 君     収 入 役  谷 萩 英 紀 君水道事業管理者  浅 羽 大 嗣 君     総務部長  藤 原 詔 造 君   企画部長  芦 原   隆 君    企画部理事  河 合   良 君   財政部長  関 口 隆 明 君   市民生活部長  落 合 義 昭 君 保健福祉部長  益 田 武 一 君  保健福祉部理事  倉 持   彌 君 児童家庭部長  小 池 守 次 君     環境部長  池 下 和 彦 君   経済部長  会 澤   隆 君   都市計画部長  綿 谷 徹 郎 君 都市緑政部長  岸 本 専 兒 君     土木部長  近 内 信 幸 君  下水道部長  日 暮 正 人 君     消 防 長  小 林   進 君   〔教育委員会〕                             教 育 長  矢 上   直 君   生涯学習部長  池 田 圀 彦 君 学校教育部長  河 嶌   貞 君                      〔選挙管理委員会〕                           事務局長  金 子 耕 三 君                      〔農業委員会〕                             事務局長  根 本   登 君                      〔監査委員及び同事務局〕                      代表監査委員  渡 辺 義 一 君     事務局長  石 井 忠 雄 君                             職務のため議場へ出席した者   事務局長  鏑 木   明 君   参事兼議事課長  鹿 島 昭 夫 君 議事課副参事  菅 原 孝 弘 君     議事課主幹  高 橋 京 一 君  議事課主事  岩 津 圭 介 君                   〇                      午後 1時開議 ○議長(青柳直樹君) これより本日の会議を開きます。 ○議長(青柳直樹君) 日程に入るに先立ち、報告をいたします。 去る9月16日に開かれました決算審査特別委員会において、正副委員長の互選が行われましたので、その結果を報告いたします。委員長山沢啓伸君、副委員長山田保夫君、以上のとおりであります。以上で報告を終わります。 ○議長(青柳直樹君) 日程に入ります。                   〇 ○議長(青柳直樹君) 日程第1、議案第1号から第6号、第10号、第11号の8議案を議題といたします。 議案第2号、第3号、第10号について、総務委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。林総務委員長。          〔総務委員会委員長 林 伸司君登壇〕 ◎総務委員会委員長林伸司君) 総務委員会に付託されました各議案について、その審査の経過と結果を御報告いたします。 まず、議案第2号、財産の取得について、議案第3号、財産の取得についての2議案を一括して審査いたしました。特に質疑はなく、採決の結果、議案第2号及び議案第3号は全会一致でいずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第10号、平成16年度柏市一般会計補正予算、当委員会所管分についてを審査いたしました。委員から、ディー・エス・ケイ柔軟性がない。ディー・エス・ケイ一辺倒でなく、改めて見直す時期に来ているのではないかとの質疑があり、当局から、最近の状況では国、県でも共同化が進むと考えている。ディー・エス・ケイ共同運営を広げ、さらに費用を下げられないか検討しているとの答弁がありました。これに対し、合併反対なので合併準備経費は必要ない。しかし、オンラインについては慎重に、かつ危機管理にも対応しなければならない。また、同時に事故のないようにしてほしいとの意見がありました。また、別の委員から、合併に伴う経費はこれからもふえていくだろうと思う。財政的な支援を使って経費を圧縮しなければならない。柏市は、いつ不交付団体になるのか、どう考えているのかとの質疑があり、当局から、財政力指数が高いので、不交付団体になる可能性が高い。しかし、合併に伴う財政支援によって、その時期がずれてくるだろうと思うとの答弁がありました。採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。以上で報告を終わります。 ○議長(青柳直樹君) ただいまの報告に対し質疑を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(青柳直樹君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ○議長(青柳直樹君) 議案第10号について、教育経済委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。中沢教育経済委員長。          〔教育経済委員会委員長 中沢裕隆君登壇〕 ◎教育経済委員会委員長中沢裕隆君) 教育経済委員会に付託をされました議案につきまして、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。 議案第10号、平成16年度柏市一般会計補正予算、当委員会所管分について審査をいたしました。委員から、緊急雇用創出特別基金について、人件費として計上されたものが委託先の会社できちんと人件費として使われるのかとの質疑があり、当局から、総額の50%以上を人件費にしなければならない。雇用創出の趣旨に沿って委託先との契約を締結していきたいとの答弁がありました。また、他の委員から、現場の先生が要望しているのは、図書室に人を配置してほしいとのことであるとの質疑があり、当局から、緊急雇用創出特別基金事業としては半年の任用期間があり、そのような雇用は難しいとの答弁がありました。また、他の委員から、業者の選定は市の広報を通じて募集するとのことであるが、雇用を含めて広報をすべきではないかとの質疑があり、当局から、市の広報やホームページを通じて雇用を含めて説明していきたいとの答弁がありました。また、他の委員から、新産業支援について、柏市として独自の支援はできないのかとの質疑があり、当局から、本市は昨年の5月に千葉県の新産業創出特区地域指定を受け、産、学、官の連携の推進を目標に新産業支援室として動いており、なかなかそれ以外には手が回らないのが現状であるとの答弁がありました。採決の結果、議案第10号、当委員会所管分全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。以上で報告を終わります。 ○議長(青柳直樹君) ただいまの報告に対し質疑を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(青柳直樹君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ○議長(青柳直樹君) 議案第1号、第4号、第10号、第11号について、民生環境委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。西富民生環境委員長。          〔民生環境委員会委員長 西富啓一君登壇〕 ◎民生環境委員会委員長西富啓一君) 民生環境委員会に付託されました各議案について、その審査の経過と結果を御報告いたします。 まず、議案第1号、柏市立こどもルーム条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、委員から、名戸ヶ谷小の30人定員は、将来を見据えたものかとの質疑があり、当局から、周辺の宅地開発の状況や現状での千代田のこどもルームに通っている子供の状況等、将来的なことも含め、今の状況の中では30人が妥当なところと考えたとの答弁がありました。また、委員から、八小のこどもルームについて、南側からしか十分な採光がとれない状況なのに窓が2カ所しかなく、余り光が入らないが、もっと光をとろうという発想にはならなかったのかとの質疑があり、当局から、基準上の採光はクリアしているが、枝の伐採等をしてなるべく明るくするようにして運営していくとの答弁がありました。また委員から、保育室休憩コーナーは気分が悪くなった子供のためのものであるが、十分な機能を果たしていないので、部屋を別に確保してあげる必要があるのではないかとの質疑があり、当局から、休憩コーナーについては今後十分設計の中で配慮していきたいとの答弁がありました。また、委員から、今後のこどもルームの展望について、未利用地社会資源有効活用、あるいは地域健康福祉計画等を踏まえ、新しい形を考えていってほしいとの質疑があり、当局から、南部ふれあい広場のように機会があれば財政当局とも協議しながら前進していきたいとの答弁がありました。採決の結果、議案第1号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第4号、示談の締結及び損害賠償の額の決定についてでありますが、委員から、労働強化と事故との因果関係があるのではないか。安全衛生上の指導はもとより、原因を究明し、働く環境の整備を考慮していただきたいとの要望がありました。また、委員から、集積所数職員数の推移、またここ6年間の事故件数はとの質疑があり、当局から、集積所数は13年度4,960、14年度5,101、15年度5,304、16年度5,400弱で、職員数は13年度118人、14年度113人、15年度109.5人、16年度106人となっている。また、事故件数は10年度25件、11年度38件、12年度25件、2人体制に切りかわった13年度25件、14年度27件、15年度33件となっているとの答弁がありました。また委員から、極力市民に不快感を与えることがないよう、事故をなくすマニュアルづくりに取り組まれたいとの要望がありました。また、委員から、他の業界とも比較して、いろいろなことをケアしていったらどうからとの質疑があり、当局から、今後安全衛生委員会等で別の職種の安全運営状況などを視察して研修していきたいとの答弁がありました。採決の結果、議案第4号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第10号、平成16年度柏市一般会計補正予算、当委員会所管分について、議案第11号、平成16年度柏市介護保険事業特別会計補正予算についてですが、本2議案を一括して議題といたしました。委員から、船戸清掃工場保守点検等委託料が5,000万円減額されている理由について質疑があり、当局から、契約差金で約1億1,800万円出たので、このうち5,000万円を減額するものである。なお、残額については、今後の修繕費、また第二清掃工場とコンピューターでつなぐことを検討しているので留保したとの答弁がありました。また、委員から、し尿処理について、汚泥の最終処分先について質疑があり、民間5カ所に委託しているとの答弁がありました。また、委員から、介護保険の関係で、現在の基金残高と今後の取り崩し予定について質疑があり、当局から平成15年度末の基金残高は10億1,885万円、今回の9月補正で3,300万円積み立てる。基金の取り崩しについては、16年度に1億2,363万7,000円、17年度は2億7,000万円を予定しているとの答弁がありました。また、委員から、介護保険認定者は、今後急激にふえ、市も対象者の負担もふえていく、これまで以上に介護予防の取り組みを強化されたいとの意見がありました。採決の結果、議案第10号、当委員会所管分、第11号はいずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものを決しました。以上で報告を終わります。 ○議長(青柳直樹君) ただいまの報告に対し質疑を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(青柳直樹君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ○議長(青柳直樹君) 議案第5号、第6号、第10号について、建設委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。古川建設委員長。          〔建設委員会委員長 古川隆史君登壇〕 ◎建設委員会委員長古川隆史君) ただいま議長より建設委員会に付託をされた各議案について、その審査の経過と結果の報告を求められましたので、委員長報告をいたします。 まず、議案第5号、市道路線の認定について、議案第6号、市道路線の廃止についての2議案を一括して議題といたしました。委員より、議案第5号について、県施行の都市計画道路を市道認定することの必要性は何かとの質疑があり、当局より、道路幅員を拡幅した区間を道路認定するものであり、あわせて本線道路と取りつけ道路を柏市道として認定するもので、事業進捗の一環であるとの答弁がありました。また、委員より、議案第5号について、市道認定取扱基準では道路の幅員が4メートル以上、路面が舗装されていることとあるが、現況は幅員が2メートルぐらいしかなく、舗装もされていない道路であるが、なぜ認定されるのかとの質疑があり、当局より、土地の所有権のある部分が4メートルあり、未舗装であっても通行に支障がなければ認定することとしているとの答弁がありました。採決の結果、議案第5号、議案第6号はいずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第10号、平成16年度柏市一般会計補正予算、当委員会所管分についてを議題といたしました。委員より、柏北部中央地区区画整理事業の平成17年度中の進捗率はどの程度か、市の負担増はあるのか、また平成18年度以降の見通しはどうかとの質疑があり、当局より平成17年度中の進捗率は約16%、市の負担額は約5億4,000万円になる見通しである。また、平成18年度以降についてはまだ示されておらず、今後県と協議していく予定であるとの答弁がありました。また、委員より、南柏駅のペデストリアンデッキは必要なものなのか、利用人数見通しはあるのか、また後から設置することはできないのかとの質疑があり、当局より、5万4,000人の乗降客がある駅前には当然必要な施設であると考えている。ただし最終的には基本設計利用人数等の把握をしながら、その必要性あるいは通路の幅員などについて検証する必要性はあると考えている。また、JRのエレベーター及びエスカレーターの設置や民間ビルの建設と調整しながら設計するべきであるため、現時点で設置すべきであると考えているとの答弁がありました。また、委員より、南柏駅のペデストリアンデッキの突き当たり部分については、施設の営業時間が終わった際、袋小路のようになってしまうことはないのか、夜間に危険とならないかとの質疑があり、当局より、シャッター等施設側に設置されるので、通行を妨げることはないと理解している。また、階段も設置していく考えであり、夜間においても回遊性は保てるものと思うとの答弁がありました。また、委員より、南柏駅ペデストリアンデッキタイムスケジュールはどうなっているのかとの質疑があり、当局より、議決後速やかに基本設計業務委託を発注し、平成17年度は詳細設計を含む実施設計をし、平成18年度着工の予定であるとの答弁がありました。採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。以上で報告を終わります。 ○議長(青柳直樹君) ただいまの報告に対し質疑を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(青柳直樹君) 以上をもって質疑を終結いたします。
    議長(青柳直樹君) これより採決を行います。 ○議長(青柳直樹君) 議案第1号から第6号、第11号を一括して採決いたします。 本7議案に対する委員長報告原案可決であります。 本7議案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立全員であります。よって本7議案は原案のとおり可決されました。 ○議長(青柳直樹君) 議案第10号については討論の通告があります。討論に入るに当たり、議長からお願い申し上げます。討論については、先例により1人十分以内となっておりますので、よろしくお願いをいたします。発言を許します。 反対討論本池奈美枝さん。          〔25番 本池奈美枝君登壇〕 ◆25番(本池奈美枝君) 護憲市民会議、新社会党の本池奈美枝です。私は、ただいま議案第10号、平成16年度柏市一般会計補正予算について、委員長報告は多数で可決との報告がありましたが、反対の立場で討論を行います。まず、地方交付税減額補正の件です。16年度の普通交付税の算定結果は、柏市の当予算案を、予算を組むときには考えられない66.3%減ということで、5億640万7,000円との結果が出されました。13億の当初予算に対する減額7億9,359万3,000円であります。その理由については、8月5日の臨時議会での財政部長の答弁に示されていることだと思いますけれども、国の進める三位一体の改革による影響が大だと言えます。補助金を削減、廃止し、地方交付税を縮小し、それらのかわりとして地方へ財源移譲することが前提であるにもかかわらず、制度だけが先行し、税源移譲が先送りされていることに、市としてももっと声を挙げるべきであります。今国が地方財源充実論からする消費税値上げ論の流れが出されていることに警戒しなければなりません。御存じのように、消費税応能負担原則に反し、累進制の強い税制であり、廃止すべきだと言えます。消費税にかわる地方財源の確保、つまり税制の抜本的改革もあわせて提言しなければ、ますます低所得者への負担が増大するのは目に見えております。市民の実情を踏まえ、本来の地方分権のあり方をしっかりと国へ進言すべきと考えます。2点目は、繰越金の問題であります。15年度決算も示され、一般会計実質収支が29億7,500万円であることが明らかになりました。今回補正で10億6,157万8,000円が上積みされ、繰越金が25億6,157万8,000円となったことから、残りの余剰財源は4億1,342万2,000円しか残らないことになります。あと半年しか市民要望に十分こたえられる体制ではないと言えます。3点目は、補正額3億7,900万円のうち合併準備経費で2億2,100万円を充てていることです。そのうち県から5,000万円の補助がありましたので、1億7,100万円は合併のために電算システム整備委託を初めとする議会関係広報関係であり、合併することが決まったから当然だと言えば当然かもしれませんが、合併しなければ、それだけ市民要望に回せたお金でもあると言えます。4点目は、合併準備経費以外の事業、つまり緊急性必要性の高い事業としてその内訳が明示されております。その中で、柏北部中央地区土地区画整理事業負担金1,327万7,000円、千葉県への負担金の増ということで出されております。市の説明ですと、埋蔵文化財発掘に関する事業で、前倒しで行うことに関しての地元負担金の増額とのことですが、財政の厳しい中で、前倒しをしてまで行わなければならないほど緊急性を要しているとは思われません。さらに、南柏駅東口駅前広場横断道路整備事業です。デッキ建設に向けての基本設計委託費550万円のことです。議案質疑でもさまざまな視点から意見が出されました。南柏駅周辺の区画整理は長年の悲願でもあり、着々と事業が進んでいる状況までこぎつけたことには、努力をされた担当職員あるいは関係者の皆さんの御労苦には心から敬意を申し上げます。ただ、今回の建設計画は、市民要望の高まりというよりも、区画整理の段階から地権者事業者の要望や必要性が先に出ているとしか見えません。緊急性必要性の面から、今ここに550万円つぎ込み、来年度実施計画でさらにお金がかかり、18年度着工とのことになります。16年度はまさに交付税が予算の3分の1しか入らず、今回の減額補正となっておりますし、清掃工場での焼却施設保守点検委託の見直しや内部努力で5,000万円の減額、さらに脱水汚泥処分委託についても1,000万円の減額というように、まだ半年も期間が残されている中で、今までにない減額補正をされております。政策の計画性透明性の面から問題があることを指摘しておきます。以上申し上げ、議案第10号については反対の立場を明らかにして討論を終わります。 ○議長(青柳直樹君) 以上で討論を終結いたします。 ○議長(青柳直樹君) これより採決を行います。 ○議長(青柳直樹君) 議案第10号について採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。 本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。                   〇 ○議長(青柳直樹君) 日程第2、請願を議題といたします。 請願49号、51号、52号、継続中の28号の主旨5について、教育経済委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。中沢教育経済委員長。          〔教育経済委員会委員長 中沢裕隆君登壇〕 ◎教育経済委員会委員長中沢裕隆君) 教育経済委員会に付託をされました各請願について、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。 教育関係の請願49号、公立小・中学校教科書採択制度の改善について、請願51号、教育条件の改善と教育予算増額について、請願52号、私学助成の大幅増額についての主旨1・2及び継続中の請願28号、30人学級の実現等についての主旨5を一括して審査いたしました。請願49号について、委員から、請願書に市町村教育委員会と採択地区協議会との関係が明確性を欠いたり、採択において市町村教育委員会の意向が適切に反映されない等の欠点が生じやすいと書かれているが、執行部の考え方はとの質疑があり、当局から、東葛所管内で採択した教科書については、各教育委員会議に諮ることになっており、明確性を欠くとは思っていない。また、教科書の採択委員として、保護者、教員、教育委員会の各代表者から成っており、地域の声が反映されないとは思わないとの答弁がありました。また、他の委員から、現行の教科書の採択には、現場の教師が教科書をきちんと研究する時間が与えられていない、現場の声を吸収するような制度が必要であるとの意見がありました。また、請願51号及び52号の主旨1・2について、委員から、国が教育費の削減を打ち出している。地方自治体は子供の教育を守るということで、国や県に予算要求の要望をすべきであるとの意見がありました。採決の結果、請願52号主旨1・2は全会一致で採択すべきものと、請願51号は多数で継続審査すべきものと、請願49号は、採択、不採択、継続いずれも過半数に達せず、議決を得るに至りませんでした。なお、継続中の請願28号の主旨5ですが、多数をもってさらに継続審査すべきものと決しました。以上で報告を終わります。 ○議長(青柳直樹君) 請願53号、継続中の9号、13号の主旨5、16号の主旨5、42号の主旨1、44号について、民生環境委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。西富民生環境委員長。          〔民生環境委員会委員長 西富啓一君登壇〕 ◎民生環境委員会委員長西富啓一君) 民生環境委員会に付託されました各請願の審査の経過と結果について御報告いたします。 まず、請願53号、乳幼児医療費無料制度の拡充等についてを審査いたしました。委員から、乳幼児医療費助成制度の自己負担金の助成について質疑があり、当局から、自己負担金助成の所要額は約3,000万円である。なお、沼南町との合併により四、五百万円ふえるとの答弁がありました。また、委員から、県内で既に助成している自治体の状況について質疑があり、当局から、八日市場市、勝浦市、浦安市、大多喜町、山田町、岬町の6市町で行っているが、近隣の都市では行っていないとの答弁がありました。また、委員から、市財政で負担できない金額ではないので、少子化対策の観点から、担当部として予算折衝に頑張ってもらいたいとの要望もありました。また、委員から、所要額を捻出できるよう、さらに行財政改革に取り組まれたいとの意見がありました。採決の結果、請願53号の主旨1、主旨2はいずれも多数で採択すべきものと決しました。 次に、継続審査中の請願9号、幼稚園・保育所の一元化に関する意見書について、請願13号、子供たちが健やかに育つ保育の実現等についての主旨5、請願16号、すべての子供たちに行き届いた保育と教育の実現についての主旨5、請願42号、柏廃材処理センターについての主旨1、請願44号、無認可保育所の消費税非課税を求める意見書についてを一括して審査いたしました。委員から、請願16号主旨5について、こどもルームの長期休暇中における開所時刻は、合併により8時にする方向が示されているので、採択すべきだとの意見がありました。また、委員から、請願42号の柏廃材処理センターについて、その後の状況報告を求める質疑があり、当局から、県の産廃課の判断では、許可条件違反の状況ではないとの認識である。請願者との見解の違いもあり、業者を含め、関係者を集め話し合う場の設定を県に提案しているところであるとの答弁がありました。また、委員から、中核市となれば、産廃関係の権限が市に移譲されることから、今のうちに県に対しきちんとした対応を求めるべきであるとの意見や、これからの季節、北風が吹くと、南側に位置する住宅地に煙がたなびく状況などを考慮し、できる限りの改善に取り組まれたいとの要望がありました。採決の結果、請願16号の主旨5、42号の主旨1は全会一致で採択すべきものと決しました。また、請願9号、13号の主旨5、請願44号は採択、不採択、継続いずれも過半数を得ず、議決を得るに至りませんでした。以上で報告を終わります。 ○議長(青柳直樹君) 請願第48号について、建設委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。古川建設委員長。          〔建設委員会委員長 古川隆史君登壇〕 ◎建設委員会委員長古川隆史君) ただいま議長より建設委員会に付託をされた請願について、その審査の経過と結果の報告を求められましたので、委員長報告をいたします。 請願48号、道路整備についてを議題といたしました。委員より、当該路線は新市建設計画で重点事業に位置づけられているが、実現の可能性はあるかとの質疑があり、当局より、沼南町ではバスの定時制の確保が問題となっている。全路線を整備するには何百億円という費用がかかるため、渋滞を緩和するという観点から交差点の改良をお願いしていくとの答弁がありました。採決の結果、請願48号はいずれも全会一致で採択すべきものと決しました。以上で報告を終わります。 ○議長(青柳直樹君) 請願50号について、議会運営委員会における審査の結果の報告を求めます。山中議会運営委員長。          〔議会運営委員会委員長 山中一男君登壇〕 ◎議会運営委員会委員長(山中一男君) 議会運営委員会に付託されました請願について、その審査の結果を御報告申し上げます。 採決の結果、請願50号の主旨1・3は多数をもって不採択すべきものと決しました。なお、主旨2は不採択、採択、継続いずれも過半数に達せず、議決を得るに至りませんでした。以上で報告を終わります。 ○議長(青柳直樹君) ただいまの報告に対し質疑を許します。末永議員。 ◆26番(末永康文君) 議運委員長にお伺いします。請願の50号についてでありますけども、この請願について、この中では議会のテレビ放映等についてということで、1から3がありまして、録画のビデオの貸し出し、インターネットの議会中継、ケーブルテレビによる放送の実現、この3つあるわけですけども、今の報告では議論が報告されておりませんが、どのような議論をされたんでしょうか。2点目、近隣市町村ではどのようになっているかは、議運の委員長は調査されたでしょうか。今9月議会から隣の我孫子市では、インターネットによる議会中継が行われております。私は、市民に開かれた議会をまず示すならば、議会運営委員長がみずから近隣の市町村がどうなっているのか、そしてそのことがどのような方法でされたのか調査をした上で提案をすべきだと思いますが、そのようなことをされたかどうかを求めます。以上です。 ○議長(青柳直樹君) 山中議会運営委員長。 ◎議会運営委員会委員長(山中一男君) それでは、答弁いたします。議運の委員長報告につきましては、全会派が委員会に出席しておりますので、結果のみを報告させていただきます旨、御了承をいただいております。なお、議運に出席されていない無所属の方にも、議会事務局より議運の内容をお知らせしておりますので、御理解をいただきたいと思います。なお、今質問がありましたので、特に申し上げますけれども、それぞれの会派の意見を聞いて、そしてなお意見が一致しなかったものですから、それぞれ一件一件採決をしております。その結果が先ほど申し上げたとおりであります。なお、それぞれの会派のことを申し上げますと、清風同志会は合併後まで見送りをしたいと。次に、公明党さんについては、気持ちはよくわかるけれども、ちょっと時間がもう少しかかると。日本共産党さんは賛成です。政友同志会さんも賛成です。黎明さんは主旨1については継続、2については採択、3については不採択。護憲市民会議さんは、もちろん御存じだと思いますけど、賛成です。市民ネットワークかしわさんについては賛成です。それから、2番目の質問でございますけれども、これは私の方で提案したわけじゃありませんし、請願ですから、私の方でこの調査はしておりません。以上です。 ○議長(青柳直樹君) 末永議員。 ◆26番(末永康文君) 2問目のところ、近隣市町村がどうなっているかというのは、請願者からそのように出されれば、当然参考資料として、今までの議会運営委員会であれば、どうなっているかは参考資料として求めるなり、あるいは審議するに当たって、このようになっているというのは、それは議会を市民に開かれた議会にするのは当然のことではないでしょうか。そうしたものの資料に基づいて議論をすることが、私は議会が市民に信頼される議会になっていくというふうに思うんです。そういう意味では、なぜそういうことをされなかったのか、必要性がないとどこで判断されたのかをお示しください。 ○議長(青柳直樹君) 山中委員長。 ◎議会運営委員会委員長(山中一男君) そのような意見は出ておりません。したがいまして、私の方でそれを調べて、それを提案する必要もないと思っております。 ○議長(青柳直樹君) 第3問。 ◆26番(末永康文君) 当然請願者が出している趣旨がおわかりになって議運の委員長はされたのかどうか、今の答弁ではよくわかりません。したがって、やはりこのことについては近隣市町村がどうなっているのか。そして、隣の我孫子市でもやっていることであれば、当然私は開かれた議会を標榜するならば、議運の委員長がまずみずからそのことを調査し、明らかにすべきだと思います。そのようなことをぜひやっていただきたいと思います。 ○議長(青柳直樹君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ○議長(青柳直樹君) これより順次採決を行います。 ○議長(青柳直樹君) まず、第1区分の請願16号の主旨5、42号の主旨1、48号を一括して採決いたします。 委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立全員であります。よって委員長報告のとおり決しました。 ○議長(青柳直樹君) 次に、第2区分の請願50号の主旨1・3を一括して採決いたします。 委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立多数であります。よって委員長報告のとおり決しました。 ○議長(青柳直樹君) 次に、第3区分の請願52号、51号を一括して採決いたします。 委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立多数であります。よって委員長報告のとおり決しました。 ○議長(青柳直樹君) 次に、第4区分の請願53号を採決いたします。 委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立多数であります。よって委員長報告のとおり決しました。 ○議長(青柳直樹君) 次に、第5区分の請願28号の主旨5を採決いたします。 委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立少数であります。よって本件を継続審査とすることは否決されました。 重ねてお諮りいたします。 本件を採択とするに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立少数であります。よって本件は不採択と決しました。 ○議長(青柳直樹君) 次に、第6区分から第8区分の各請願は、いずれも委員長報告のとおり委員会において議決を得るに至っておりません。これより順次継続審査、不採択、採択の順にお諮りいたします。 ○議長(青柳直樹君) まず、第6区分の請願9号、13号の主旨5、44号を一括してお諮りいたします。 本件を引き続き継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立多数であります。よって本件は継続審査と決しました。 ○議長(青柳直樹君) 次に、第7区分の請願49号についてお諮りいたします。 本件を引き続き継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立少数であります。 重ねてお諮りいたします。 本件を不採択とするに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立少数であります。 採択についてお諮りいたします。 本件を採択とするに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立少数であります。よって本件は継続審査、不採択、採択のいずれも過半数に達しませんでしたので、議決を得るに至りませんでした。 ○議長(青柳直樹君) 次に、第8区分の請願50号の主旨2についてお諮りいたします。 本件を引き続き継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立少数であります。 重ねてお諮りいたします。 本件を不採択とするに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立少数であります。 採択についてお諮りいたします。 本件を採択とするに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立少数であります。よって本件は継続審査、不採択、採択のいずれも過半数に達しませんでしたので、議決を得るに至りませんでした。                   〇 ○議長(青柳直樹君) 日程第3、議案第14号から第18号までを議題といたします。          〔末尾参照〕 ○議長(青柳直樹君) 提案理由の説明を求めます。助役高野晴夫君。          〔助役 高野晴夫君登壇〕 ◎助役(高野晴夫君) ただいま議題となりました5議案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。議案第14号及び議案第15号は、柏市教育委員会委員の任命についてでございまして、柏市教育委員会委員として矢上直氏、渡正明氏を任命いたしたく、それぞれ同意をいただこうとするものでございます。 議案第16号から議案第18号までは、柏市固定資産評価審査委員会委員の選任についてでございまして、柏市固定資産評価審査委員会委員として後藤敏氏、染谷富子氏、飯合幸夫氏を選任いたしたく、それぞれ同意をいただこうとするものでございます。以上提案理由を御説明申し上げましたが、御賛同賜りたく、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(青柳直樹君) 本5議案について一括して質疑を許します。宮田清子さん。 ◆3番(宮田清子君) 教育委員についてお伺いします。では、まず市長に。3月議会でもお聞きしましたけれども、なぜ渡氏が教育委員としてふさわしいと考えているか、それをお伺いします。それから、教育長に教育観について伺います。高校教育についてです。昨年の12月議会とことしの3月議会の中で、障害児を高校に受け入れるために大事なことは、教育課程の中に障害児を取り組む体制ができているかが大事なことである。しかし、現在の柏市立高校は、受け入れた生徒に対して責任を持ってその子を伸ばす、可能性を引き延ばす体制になっていないと発言していますが、今後どのように体制づくりをしようと考えているのか。 ○議長(青柳直樹君) 宮田清子さんに申し上げますが、今の2問目の質問については人事案件と関係ありませんので、答弁の必要はないと認めます。市長。 ◎市長(本多晃君) 3月議会でお答えしたとおりであります。 ○議長(青柳直樹君) 宮田清子さん。 ◆3番(宮田清子君) その返事は、ちょっとあんまりじゃないですか。2問目です。(私語する者あり)質問ですから、聞いてください。市長、渡氏が東葛高校の校長として、高校の受験に関して知的障害児を差別してどのような不利益を与えてきたかということを御存じなんですか。ことし、昨年と、定時制は5回も定員が割れていて、そして県民の税金で建てた公立高校ですよ。まだ空きがあるのに、そこにそれでも定員割れを認めて、県民を不合格にさせている。それで、県教委は、定員確保は県民との約束だから、不合格を出さないように強く指導しています。同様な状況で、同じく県立の野田高校を初め、障害のある生徒を受け入れている。まだまだ障害児を受け入れるには不十分な体制でありますけれども、頑張って受け入れている高校がふえています。私が把握しているだけでも、今までに50名の知的障害のある子が県内で合格しているわけです。重度の知的障害の子もいます。ことしも少なくても10名が受験する予定です。受験に際しては、目の見えない人は、生徒は点字受験が許されているし、耳の聞こえない生徒には英語のヒアリング試験が免除されているわけです。知的障害の生徒には、別室で受験ができて、字が書けない、話せない生徒には、代読、代筆のために介助員が2名もついて、答えをカードで示すということもしています。(私語する者あり)質問しているんです。だから、これを知っているかって聞いているんです。市長がね、こういう事実を。だって、本当に何で(「何号ですか」と呼ぶ者あり)言っているじゃん。人事案件全部一括ですから。その中。済みません、じゃその渡氏です。済みません。ちゃんときちんと言わずに。15号議案です。そして、この、だから障害があるから、点数はとれないけれども、高校に入ったら、このように学びたいという自己申告書も提出できるわけです。この自己申告書は千葉県が初めてつくりました。このように障害による不利益がないように、県教委はさまざまな制度をつくりました。特色ある入学者選抜も同様です。しかし、このような制度を生かすこともせず、知的障害児を知的能力がないという理由で、5年間も東葛高校定時制を受験し続けている知的障害児を、定員に空きがありながらも5回も不合格したのが渡氏です。このような人権感覚のない人をなぜ教育委員に推薦するのか、それをきちんと説明してください。 ○議長(青柳直樹君) 市長。 ◎市長(本多晃君) 宮田議員の御質問の中でもおっしゃいましたけれども、3月にも質問して、私が3月にもお答えしました。ですから、3月の答えと変わるわけがないんですね。3カ月間、まだ半年しかたっていなくて、私はそれなりの考えと信念を持って皆さんにこの同意を求めたわけでありますから、それはまだ現在でも変わっておりません。そのようにお答えします。 ○議長(青柳直樹君) 宮田清子さん。 ◆3番(宮田清子君) 市長は、説明なんか全くしていないんです。私が3月のときに、なぜ渡氏が教育委員としてふさわしいんですかと聞いたときに、東葛高校の校長先生とか、そういう履歴を見るとふさわしいというようなことをおっしゃいました。学歴さえ、履歴さえよければ立派な人なのか、教育委員として。そうじゃなくて、もっとその人がどういう人か把握できなければ、同意を求められても、私にはそれは賛成できないし、そしてなおかつ私はたまたま渡氏のことを非常によく知っておりますから、こういうことを知っているんですかと聞いたんです。そのときも、そういうことを今聞いているんです、また改めて。このとき、3月のときは説明が不十分でした。今こういうことを御存じなんですかということを聞いているんです。知っているんですか。そういう人物であって、なおかつ教育委員とふさわしいと推薦できるんですかということをお聞きしているんです。 ○議長(青柳直樹君) 市長。 ◎市長(本多晃君) もう1度同じことを言うのはあれですけれども、渡さんのこれまでの経歴、また柏の教育にかけるこれからの思い、情熱、そして人格、識見を信頼して今回の同意をお願いしたわけであります。それから、知っているかということですが、宮田議員が、まだかつて議員でない時代に、相当の期間にわたって渡さんと個人的にいろいろ議論されたという、そのことの中身は私は承知をしております。 ○議長(青柳直樹君) 末永康文君。 ◆26番(末永康文君) 今の議論の続きですが、教育委員について、選考するに当たって障害児教育については何か議論がされたでしょうか。今宮田議員がいろいろ渡さんのことを言っておりましたが、5回の入試をしたという個人的なことはさておいて、本会議で個人的なことはやっぱり言うべきではない。障害児教育についてのそういう議論が、教育委員を選任するに当たってどのようなことをされているのかをぜひお示しを願いたいと思います。それは教育長でもいいし、市長でもいいですから。 ○議長(青柳直樹君) 市長。 ◎市長(本多晃君) 渡委員を選任するに当たり、渡委員がふさわしいかどうかということを議論したのであって、障害児教育全体についての議論はしておりません。 ○議長(青柳直樹君) ほかに質疑ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(青柳直樹君) なければ、以上で質疑を終結いたします。 ○議長(青柳直樹君) お諮りいたします。 本5議案については、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(青柳直樹君) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。 ○議長(青柳直樹君) これより順次採決を行います。 ○議長(青柳直樹君) 議案第14号について採決いたします。 本案を原案のとおり同意するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立多数であります。よって本案は原案のとおり同意されました。 ○議長(青柳直樹君) 議案第15号について採決いたします。 本案を原案のとおり同意するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立多数であります。よって本案は原案のとおり同意されました。 ○議長(青柳直樹君) 議案第16号について採決いたします。 本案を原案のとおり同意するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立全員であります。よって本案は原案のとおり同意されました。 ○議長(青柳直樹君) 議案第17号について採決いたします。 本案を原案のとおり同意するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立全員であります。よって本案は原案のとおり同意されました。 ○議長(青柳直樹君) 議案第18号について採決いたします。 本案を原案のとおり同意するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立全員であります。よって本案は原案のとおり同意されました。                   〇 ○議長(青柳直樹君) 日程第4、議員提出議案第2号を議題といたします。          〔末尾参照〕 ○議長(青柳直樹君) 提出者に趣旨説明を求めます。山中一男君。          〔35番 山中一男君登壇〕 ◆35番(山中一男君) ただいま議題となりました議員提出議案第2号、地球温暖化防止のための森林吸収源対策に関する意見書について趣旨説明をいたします。本案は、地球温暖化防止のための森林吸収源対策の確実な推進を図られるよう強く要望するものであります。意見書の全文は、お手元に配付のとおりございます。何とぞ全員の御賛同をいただけますようよろしくお願い申し上げ、趣旨説明といたします。 ○議長(青柳直樹君) お諮りいたします。 本案については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(青柳直樹君) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。 ○議長(青柳直樹君) お諮りいたします。 本案を原案のとおり可決するに賛成の諸君を起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(青柳直樹君) 起立全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(青柳直樹君) なお、本件の取り扱いについては、議長に一任願います。                   〇 ○議長(青柳直樹君) 日程第5、所管に関する事務調査の件を議題といたします。          〔末尾参照〕 ○議長(青柳直樹君) 各委員長よりお手元に配付の印刷物のとおり、所管に関する事務の閉会中継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長申し出のとおり、閉会中の事務調査を許可するに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(青柳直樹君) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。 ○議長(青柳直樹君) 以上をもって今期定例会に付議されました事件等はすべて議了いたしました。 閉会に当たり市長にあいさつを許します。市長本多晃君。          〔市長 本多 晃君登壇〕 ◎市長(本多晃君) 平成16年第3回定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。去る9月3日から22日間にわたり、各案件につきまして慎重なる御審議を賜り、ここに全日程を消化するとともに、全議案の議決をいただきましたことに厚くお礼を申し上げます。審議の過程において議員各位から寄せられました御意見、御要望等につきましては、各部において十分検討し、業務執行に反映してまいります。 さて、沼南町との合併の関係ですが、8月30日に千葉県知事へ合併申請書を提出してまいりました。22日に開会した9月の千葉県定例議会に議案として提案されており、知事からは、県としても新市誕生に向けて最大限に応援したいとの支援を約束いただきました。柏市としましても、最終的な事務事業調整に全力を挙げて取り組み、3月28日の合併に向けて準備を進めてまいります。また、柏市はことし市制施行50周年の節目の年を迎えました。既に御案内のとおり、11月20日には記念式典を挙行いたすところであります。議員各位にも御出席を賜り、ともに祝賀をしていただきたいと存じます。最後に報告となりますが、去る9月15日、弁護士費用住民訴訟控訴審の判決がありました。残念ながら私どもの主張は認められませんでした。判決内容をよく精査し、顧問弁護士の意見も聴した上、上告するかどうかを含め、現在対応を検討しているところであります。議員各位には、今後も引き続き市政に対して一層の御指導、御鞭撻を賜りますことお願い申し上げ、甚だ簡単でございますが、閉会に当たってのあいさつといたします。ありがとうございました。 ○議長(青柳直樹君) 去る9月3日から本日までの各位の御労苦と御協力に対し深甚なる謝意を表します。 これにて柏市議会平成16年第3回定例会を閉会いたします。             午後 1時58分閉会...